ジム・ロジャーズ 日本株を再び買ったらしいが
ジム・ロジャーズ 日本株を再び買い始めた件について
https://business.nikkei.com/atcl/gen/19/00087/052100044/
興味深いので個人的に思うことを書きます。
日経225先物をやってるのでこれは面白い記事ですね。
なぜ日本株を買ったのか?
その理由は記事の通りなんですが。
決して日本の未来が明るいとは言ってません。

【日銀がETF介入してるのは事実】
ジム・ロジャーズが買った理由はまさに日銀の行動です。
日銀はETFを買いまくっています。
株式全体の10%を日銀が買っているという。
ここで少し未来のことも考えてみたいと思います。
このまま日銀が買い続けるとどうなるのか??
想像はできますね。

【日本は日銀が支えるから大丈夫?】
理論上は日銀がETFをいくらでも買える。
そう思うのです。
制限なく買い続けることも可能ですね。
この調子だとどんどんと買うことになります。
株式全体の20%、30%も買うのか?
これはもう止まらないのかもしれない。
買った株は塩漬けになります。
売ることは中々できませんね。
この状況でいったい誰が得をしてるのだろうか。
投資家以外はほとんど得をしてないような。
そんなことは想像できます。

【日銀はいくらでも金を貸せる?】
そもそも円は日銀が発行してるわけですから。
制限なく発行できるはずです。
理論上はいくらでも円を発行できるはずです。
国債も理論上はいくらでも買えるはずです。
こうなると国債も塩漬けになります。
つまり、返すつもりもないのに買っている。
そんな感じなのかな。
個人的にはこのような仕組みはスタンダードになる。
そう思っています。
つまりは借金はそもそも返すことない。
返すこともそもそも不可能。
だから、借金という定義がそもそもよくない。
円を一定数発行しているという。
それが当たり前のシステムでいいと思う。

【1000兆円は返せるのか?】
返せないです。
国民あたり1000万円の借金ともいわれます。
つまりは1000万円の納税しなければ無理です。
4人家族ならば4000万円納税することになる。
これは理論上無理な話です。
例えば、年に10兆円返しても100年かかる。
これも無理な話です。
そもそも日銀に返しても誰が得するのだろう?
理論上で借金がなくなった。
だから、国民は幸せになるとはないですね。
メンタル的な問題になってしまう。
借金がない方が幸せだよ。
それはそうなのですが・・・
返す苦労に見合わないのですね。
だから、返すのではなくシステムを変える。
その方がよいと思うのです。

【円はなくして新通貨発行?】
円で借金しているならば円を捨てる。
禁じ手かもしれませんがこれしかありません。
円で借金は無効になる。
そして新通貨発行する。
通貨じたいを切り替えて、借金をチャラにする。
これが誰も痛みを伴わない方法かな。
円の価値はなくなります。
だから一時的には混乱は起きます。
でも借金がチャラになるからいいか。
そんな感じです。
借金は返さなければいけないとか。
それ自体の概念を変える必要がある。




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